
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Create a Cloud SQL instance
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Create a database and configure a proxy on a Virtual Machine
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あなたは最近、Google Cloud を主要なクラウド サービス プロバイダとして利用している IT 企業に採用されました。SQL Database エキスパートしてのあなたの任務は、Google Cloud が提供する SQL サービスを調査して導入することです。主な懸念事項として、以下のものがあります。
以前の職場でのアマゾン ウェブ サービス(AWS)の利用経験から、業務をサポートするリレーショナル データベース サービス(RDS)インスタンスのセットアップ方法については熟知しています。AWS RDS インスタンスは、時間のかかるデータベース管理タスクを請け負いながら、優れた費用効率とサイズ変更可能な容量を提供します。
AWS では、データベース インスタンスへの接続方法は環境によって異なります。次に例を示します。
次に、Cloud SQL の機能を使用して、セキュリティを考慮したデータベースを構築し、アプリケーションに接続する方法を探ります。
このラボでは、Cloud SQL サーバーを構成し、プロキシを介して外部接続でこのサーバーにアプリケーションを接続する方法について学びます。また、パフォーマンスとセキュリティのメリットが得られるプライベート IP リンクによる接続も構成します。このラボのデモでは Wordpress アプリを使用しますが、ここで紹介する情報とおすすめの方法は、SQL Server を必要とするどのアプリケーションにも適用できます。
このラボの終了時には、次の図に示すように Wordpress フロントエンドの 2 つの正常に動作するインスタンスが 2 つの異なる接続タイプを介して SQL インスタンス バックエンドに接続されます。
このラボでは、次のタスクの実行方法について学びます。
各ラボでは、新しい Google Cloud プロジェクトとリソースセットを一定時間無料で利用できます。
Qwiklabs にシークレット ウィンドウでログインします。
ラボのアクセス時間(例: 1:15:00
)に注意し、時間内に完了できるようにしてください。
一時停止機能はありません。必要な場合はやり直せますが、最初からになります。
準備ができたら、[ラボを開始] をクリックします。
ラボの認証情報(ユーザー名とパスワード)をメモしておきます。この情報は、Google Cloud Console にログインする際に使用します。
[Google Console を開く] をクリックします。
[別のアカウントを使用] をクリックし、このラボの認証情報をコピーしてプロンプトに貼り付けます。
他の認証情報を使用すると、エラーが発生したり、料金の請求が発生したりします。
利用規約に同意し、再設定用のリソースページをスキップします。
このタスクでは、Google Cloud のおすすめの方法に沿って SQL サーバーを構成し、プライベート IP 接続を作成します。
プロパティ | 値 |
---|---|
インスタンス ID | wordpress-db |
root パスワード | パスワードを入力 |
リージョン | |
ゾーン | 任意 |
データベースのバージョン | MySQL 5.7 |
[構成オプションを表示] を開きます。
[マシンタイプ] を開きます。
最適な vCPU 数とメモリ容量をプロビジョニングします。[マシンタイプ] を選択するには、プルダウン メニューをクリックして目的のマシンタイプを探します。
注: 次のような点に注意します。
このラボでは、プルダウン メニューで [標準] を選択し、[1 vCPU、3.75 GB] を選択します。
[ストレージ] を開き、[ストレージの種類] と [ストレージ容量] を選択します。
注: 次のような点に注意します。
[接続] セクションを開きます。
[プライベート IP] を選択します。
[ネットワーク] プルダウンで [default] を選択します。
表示された [接続を設定] をクリックします。
右側のパネルで [API を有効にする]、[自動的に割り当てられた IP 範囲を使用する]、[続行] の順にクリックし、[接続を作成] をクリックします。
ページ下部の [インスタンスを作成] をクリックしてデータベース インスタンスを作成します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
アプリケーションが Cloud SQL インスタンスと同じ VPC 接続ネットワークとリージョンにない場合は、プロキシを使用してその外部接続を保護します。
プロキシを構成するには Cloud SQL インスタンス接続名が必要です。
ナビゲーション メニュー()で、[Compute Engine] をクリックします。
[wordpress-proxy] の横にある [SSH] をクリックします。
Cloud SQL Proxy をダウンロードし、実行可能にします。
プロキシを開始するには、Cloud SQL インスタンスの接続名が必要です。SSH ウィンドウを開いたまま、Cloud コンソールに戻ります。
ナビゲーション メニュー()で [SQL] をクリックします。
wordpress-db インスタンスをクリックし、その名前の隣に緑色のチェックマークが表示されるのを待ちます。表示されたら動作可能な状態です(数分かかることがあります)。
[インスタンス接続名] をメモしておきます。これは後の手順で [SQL_CONNECTION_NAME] として参照されます。
また、アプリケーションが機能するようにテーブルを作成する必要があります。[データベース] をクリックします。
[データベースの作成] をクリックし、アプリケーションによって想定される名前である「wordpress」と入力して、[作成] をクリックします。
SSH ウィンドウに戻り、[SQL_CONNECTION_NAME] を前の手順でメモした一意の名前に置き換えて、接続名を環境変数に保存します。
接続名が出力されます。
想定される出力は次のとおりです。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクではサンプル アプリケーションを Cloud SQL インスタンスに接続します。
ブラウザで wordpress-proxy の外部 IP アドレスに移動し、Wordpress アプリケーションを構成します。
[Let's Go] をクリックします。
次のように指定し、[ROOT_PASSWORD] はマシン作成時に設定したパスワードに置き換えて、残りの設定はデフォルトのままにします。
プロパティ | 値 |
---|---|
ユーザー名 | root |
パスワード | [ROOT_PASSWORD] |
データベース ホスト | 127.0.0.1 |
[Submit] をクリックします。
接続が確立したら、[Run the installation] をクリックして、Cloud SQL で Wordpress とそのデータベースをインスタンス化します。完了するまで少し時間がかかる場合があります。
デモサイトの情報にランダムな情報を入力し、[Install Wordpress] をクリックします。これらの詳細を覚えたり、使用したりする必要はありません。
Cloud SQL と同じリージョンと VPC 接続ネットワークでアプリケーションをホストできると、プライベート IP を使用してよりパフォーマンスが高く安全な構成を利用できます。
プライベート IP を使用すると、内部 IP のみを介して通信できるため、レイテンシを低減してパフォーマンスを向上させ、Cloud SQL インスタンスの攻撃対象領域を最小限に抑えることができます。
wordpress-private-ip の外部 IP アドレスをコピーし、ブラウザ ウィンドウに貼り付けて Enter キーを押します。
[Let's Go] をクリックします。
次のように指定し、残りの設定はデフォルトのままにします。
プロパティ | 値 |
---|---|
ユーザー名 | root |
パスワード | Cloud SQL インスタンスの作成時に構成した [ROOT_PASSWORD] を入力します |
データベース ホスト | [SQL_PRIVATE_IP] |
[Run the installation] をクリックします。
「Already Installed!」ウィンドウが表示されます。これは、このアプリケーションがプライベート IP を介して Cloud SQL サーバーに接続されていることを示しています。
ウェブブラウザのアドレスバーで IP アドレスの後のテキストを削除し、Enter キーを押します。
Wordpress ブログが有効になり、表示されます。
このラボでは、Cloud SQL データベースを作成し、安全なプロキシを介した外部接続と、より安全でパフォーマンスの高いプライベート IP アドレスの両方を使用するように構成しました。プライベート IP 経由で接続できるのは、アプリケーションと Cloud SQL サーバーが同じリージョンに配置され、同じ VPC ネットワークに含まれている場合のみです。アプリケーションが別のリージョン、VPC、プロジェクトでホストされている場合は、プロキシを使用して外部接続でその接続を保護します。
Cloud SQL でのデータベースの作成と構成について理解できたところで、AWS RDS と Google Cloud SQL の類似点と相違点について見ていきましょう。
類似点:
Google Cloud SQL とAWS RDS はどちらもマネージド サービスであり、以下のタスクを行うことができます。
Google Cloud SQL と AWS RDS はどちらも、データベース インスタンスに仮想マシンを利用し、特定のニーズに合わせてインスタンスのタイプ、サイズ、ストレージ容量を選択できます。
どちらのサービスも、承認済みネットワークや SSL を必要とせずに、安全なトンネルを介してデータベース インスタンスへの安全な接続を確立できます。この安全な接続を確立するには、AWS では AWS PrivateLink を、Google Cloud では Cloud SQL Auth Proxy を使用します。
どちらのサービスも MySQL、PostgreSQL、SQL Server のエンジンをサポートしています。
相違点:
ラボが完了したら、[ラボを終了] をクリックします。ラボで使用したリソースが Google Cloud Skills Boost から削除され、アカウントの情報も消去されます。
ラボの評価を求めるダイアログが表示されたら、星の数を選択してコメントを入力し、[送信] をクリックします。
星の数は、それぞれ次の評価を表します。
フィードバックを送信しない場合は、ダイアログ ボックスを閉じてください。
フィードバックやご提案の送信、修正が必要な箇所をご報告いただく際は、[サポート] タブをご利用ください。
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