
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Create a Compute Engine Virtual Machine Instance
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Install software and configure the VM instance
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Run application software to get success response
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Compute Engine は Google Cloud が提供するリソースの一つです。
このラボでは、Compute Engine を使用して Google Cloud に Python 開発環境を設定し、仮想マシン(VM)を作成します。また、ソフトウェア開発用にソフトウェア ライブラリをインストールします。
以下のタスクを行います。
Google Cloud は、コンピュータやハードディスク ドライブなどの物理アセット一式と、VM などの仮想リソースで構成されています。これらは世界中にある Google のデータセンターで稼働しています。各データセンターは世界各地のリージョンに存在します。リージョンには、米国中部、西ヨーロッパ、東アジアなどがあります。リージョンはゾーンの集まりで、各ゾーンはリージョン内で相互に分離されています。各ゾーンは、文字の識別子とリージョン名を組み合わせた名前で識別されます。たとえば、東アジアのリージョンのゾーン a は、asia-east1-a という名前になります。
このようにリソースが分散されていることで、障害時の冗長性や、クライアントの近くにリソースが配置されることによるレイテンシの削減など、さまざまなメリットがあります。また、分散されているリソースを一緒に使用するためのルールも適用できます。
Google Cloud のリソースを割り当てて使用するには、リソースがプロジェクトに含まれている必要があります。プロジェクトとは、構築する対象をまとめて管理する 1 つの単位と考えることができます。
プロジェクトは、設定や権限に加え、アプリケーションに関する情報を記述したその他のメタデータで構成されます。
同じプロジェクト内のリソースは簡単に連携できます。これは、リージョンとゾーンのルールに沿った内部ネットワーク通信などによって行われます。各プロジェクトに含まれるリソースは、他のプロジェクトからは分離されます。異なるプロジェクトのリソースを相互に接続するには、外部ネットワーク接続を利用する必要があります。
各 Google Cloud プロジェクトには以下のものが含まれます。
Google Cloud を使った操作では、コマンドラインや API 呼び出しでこれらの識別子を使用することがあります。次のスクリーンショットには、プロジェクトの名前、ID、番号が表示されています。
Cloud コンソールにプロジェクト ID と名前が表示されます
この例では、次のようになります。
各プロジェクトには Google Cloud 全体で一意の ID が割り当てられます。プロジェクトは作成後に削除できますが、その ID を再び使用することはできません。
課金を有効にすると、各プロジェクトは 1 つの請求先アカウントに関連付けられます。リソースの使用については、複数のプロジェクトで同じアカウントに請求されるように設定できます。
プロジェクトは名前空間として機能します。これは、特定のプロジェクト内の各リソースが一意の名前を持つ必要があることを意味します。ただし、異なるプロジェクトに存在するリソースの名前は同じものにすることができます。一部のリソース名はグローバルに一意である必要があります。詳しくはリソースについてのドキュメントをご覧ください。
このラボでは、Google Cloud で Compute Engine 仮想マシン(VM)をプロビジョニングし、Python を使用したソフトウェア開発用にソフトウェア ライブラリをインストールします。
Google Cloud は、サービスやリソースを操作するための 3 つの基本的な方法を提供しています。
Cloud コンソール: ウェブベースのグラフィカル ユーザー インターフェースを使用して Google Cloud のプロジェクトとリソースを管理できます。
コマンドライン インターフェース:
クライアント ライブラリ: Cloud SDK にはクライアント ライブラリが含まれています。これを使用すると、リソースを簡単に作成、管理できます。Google Cloud のクライアント ライブラリが公開している API を使用すれば、サービスへのアクセスやリソースの管理が可能になります。また、Google API クライアント ライブラリを使用して、Google マップ、Google ドライブ、YouTube などのプロダクトの API にアクセスできます。
こちらの説明をお読みください。ラボには時間制限があり、一時停止することはできません。タイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しており、[ラボを開始] をクリックするとスタートします。
このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく実際のクラウド環境を使って、ラボのアクティビティを行います。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
このラボを完了するためには、下記が必要です。
[ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるダイアログでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] ペインには、以下が表示されます。
[Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。
ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもユーザー名を確認できます。
[次へ] をクリックします。
以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもパスワードを確認できます。
[次へ] をクリックします。
その後次のように進みます。
その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。
このセクションでは、Cloud コンソールを使用して、新しい Compute Engine(VM)インスタンスをプロビジョニングします。
コンソールで、ナビゲーション メニュー > [Compute Engine] > [VM インスタンス] をクリックします。
[VM インスタンス] ページで [インスタンスを作成] をクリックします。
[インスタンスの作成] ページで、[名前] に「dev-instance
」と入力し、[リージョン] で [
[進行状況を確認] をクリックして、実行したタスクを確認します。タスクが正常に完了すると、評価スコアが提供されます。
dev-instance
] 行の [SSH] をクリックします。これにより、ブラウザでホストされる SSH セッションが起動されます。ポップアップ ブロッカーを使用していると、2 回クリックする必要がある場合があります。
SSH 認証鍵の構成や管理は必要ありません。
SSH セッションで Debian パッケージのリストを更新するには、次のコマンドを実行します。
Git をインストールするには、次のコマンドを実行します。
プロンプトが表示されたら「Y
」と入力し、追加のディスク容量を使用することに同意します。
Python をインストールするには、次のコマンドを実行します。
ここでも、プロンプトが表示されたら「Y
」と入力し、追加のディスク容量を使用することに同意します。
pip をインストールするには、次のコマンドを実行します。
[進行状況を確認] をクリックして、実行したタスクを確認します。タスクが正常に完了すると、評価スコアが提供されます。
このセクションでは、VM にインストールされたソフトウェアを確認し、サンプルコードをいくつか実行します。
SSH ウィンドウで、Python と pip のバージョンをチェックしてインストールを確認します。
インストールした Python と pip のバージョンが出力に示されます。
クラス リポジトリのクローンを作成します。
作業ディレクトリを変更します。
シンプルなウェブサーバーを実行します。
Cloud コンソールの VM インスタンスのリストに戻り(ナビゲーション メニュー > [Compute Engine] > [VM インスタンス])、dev-instance
の [外部 IP アドレス] をクリックします。
ブラウザが開き、Python からの「Hello GCP dev!
」というメッセージが表示されます。
[進行状況を確認] をクリックして、実行したタスクを確認します。タスクが正常に完了すると、評価スコアが提供されます。
SSH ウィンドウに戻り、Ctrl+C キーを押してアプリケーションを停止します。
Compute Engine VM インスタンスを列挙するために必要な Python パッケージをインストールします。
Cloud Shell でインスタンスを一覧表示します。下のコマンドを入力して、Compute Engine インスタンスを一覧表示するシンプルな Python アプリケーションを実行します。<PROJECT_ID>
を実際のプロジェクト ID に置き換えます。<YOUR_VM_ZONE>
は、VM の作成時に指定したリージョンです。これらの値は、コンソールの [VM インスタンス] ページで確認できます。
SSH ターミナル ウィンドウにインスタンス名が表示されます。
出力例:
今回のラボで学習した内容の理解を深めるために、以下の選択問題を用意しました。正解を目指して頑張ってください。
これで、セルフペース ラボ「アプリ開発 - 開発環境のセットアップ - Python」は終了です。Google Cloud 上に Python 開発環境をセットアップできました。
Google Cloud でのアプリケーション開発や Google Cloud での Python についての詳細をご確認ください。
マニュアルの最終更新日: 2024 年 4 月 5 日
ラボの最終テスト日: 2024 年 4 月 5 日
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