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概要

Looker は Google Cloud で利用できる最新のデータ プラットフォームで、インタラクティブにデータを分析して可視化できます。Looker を使用すると、詳細なデータ分析、さまざまなデータソース間での分析情報の統合、実用的なデータドリブン ワークフローの構築、独自のデータ アプリケーションの作成を行うことができます。Looker と Google Cloud によって、意思決定時に実用的なビジネス インサイトが得られ、新しいバリュー ストリームを創出でき、データをプロダクトとワークフローに取り込んでビジネスを前進させることができます。

このラボでは、Looker を使用して、並べ替えやフィルタリングが行われたデータをクエリし、Look を作成してダッシュボードに追加する方法について学習します。このラボのために、米国連邦航空局（FAA）の空港に関するデータの Explore を作成しました。この Explore には、都市、開港日、施設のタイプなど、空港のさまざまな属性に関する情報が含まれています。

Explore の作成について詳しくは、Looker でのデータ探索に関するドキュメントをご覧ください。

学習内容

このラボでは、次の方法について学びます。

• フィルタを使用してディメンションと measure から任意のデータを選択する
• 並べ替えやフィルタリングが行われたデータを可視化するテーブルを作成する
• Explore クエリを Look として保存する
• Look をダッシュボードに追加する

設定と要件

[ラボを開始] ボタンをクリックする前に

こちらの手順をお読みください。ラボの時間は記録されており、一時停止することはできません。[ラボを開始] をクリックするとスタートするタイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しています。

このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく、実際のクラウド環境を使ってご自身でラボのアクティビティを行うことができます。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。

このラボを完了するためには、下記が必要です。

• 標準的なインターネット ブラウザ（Chrome を推奨）

注: このラボの実行には、シークレット モードまたはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウント間の競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生することを防ぎます。

• ラボを完了するために十分な時間を確保してください。ラボをいったん開始すると一時停止することはできません。

注: すでに個人の Google Cloud アカウントやプロジェクトをお持ちの場合でも、このラボでは使用しないでください。アカウントへの追加料金が発生する可能性があります。

ラボを開始して Looker にログインする方法

1. 準備が整ったら をクリックします。

   新しいパネルが開き、このラボで使用する一時的な認証情報が表示されます。

   ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるポップアップでお支払い方法を選択してください。

2. ラボの認証情報は左側のペインにあります（このラボの Looker インスタンスにログインする際に使用します）。

   注: 他の認証情報を使用すると、エラーが表示されたり料金が発生したりします。

3. [Open Looker] をクリックします。

4. 提供されたユーザー名とパスワードを、[Email] フィールドと [Password] フィールドに入力します。

   重要: このページの [接続の詳細] パネルに表示されている認証情報を使用する必要があります。Google Cloud Skills Boost の認証情報は使用しないでください。ご自身の Looker アカウントをお持ちの場合でも、このラボでは使用しないでください。

5. [ログイン] をクリックします。

   正常にログインすると、このラボで使用する Looker インスタンスが表示されます。

タスク 1. ディメンションでフィルタする

このセクションでは、2004 年に欠航となったフライト数を週単位で特定し、結果のデータポイントを折れ線グラフに表示します。

1. Looker のナビゲーション メニューで、[Explore] をクリックします。

2. [FAA] で、[Flights] をクリックします。

3. [Flights Details] > [Measures] で、[Cancelled Count] をクリックします。

4. [Flights] > [Dimensions] > [Depart Date] で、[Week] をクリックします。

5. [Depart Date] ディメンション グループで [Date] ディメンションの横にある [フィルタ] ボタンをクリックします。

6. フィルタ ウィンドウで [Depart Date] フィルタを「is in the year 2004」のように設定します。

7. [Run] をクリックします。

8. [ビジュアリゼーション] の横にある矢印をクリックしてウィンドウを展開します。

[Visualization] ウィンドウを開いたら、アイコンにカーソルを合わせ、利用できるオプションを確認します。

9. 可視化のタイプを [Line] に変更します。

10. [Visualization] の設定の歯車アイコンをクリックします。

11. [Edit] > [Series] をクリックします。

12. [Colors] > [Collection] でお好みのテーマや色を選択します。

13. [Point Style] で [Outline] をクリックします。

14. 可視化設定ペインの [Y] メニューに移動し、一番下までスクロールして [Add Reference Line] ボタンをクリックします。タイプが「Line」に設定され、値が「Average (Mean)」に設定されていることを確認します。

15. [Visualization] の歯車アイコンをクリックして設定を閉じます。

16. [Run] の横にある設定の歯車アイコンをクリックし、[Save] > [As a Look] を選択します。

17. Look のタイトルに「Cancelled Flight Count by Week in 2004」と入力します。

18. [Save] をクリックします。

[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。 最初の Look を作成する。

タスク 2. measure でフィルタする

このセクションでは、航空会社（長距離飛行が全フライトの 25% 以下の航空会社のみ）別の長距離フライト数と総飛行距離を可視化するテーブルを作成します。

1. Looker のナビゲーション メニューで、[Explore] をクリックします。

2. [FAA] で、[Flights] をクリックします。

3. [Flights] > [Measures] で、[Count Long Flight] をクリックします。

4. [Flights] > [Measures] で、[Total Distance] をクリックします。

5. [Carriers] > [Dimensions] で、[Name] をクリックします。

6. [Flights] > [Measures] で、[Percentage Long Flights] measure の横にある [Filter] ボタンをクリックします。

7. フィルタ ウィンドウでフィルタを「is less than or equal to .25」のように設定します。

8. [Run] をクリックします。

9. [ビジュアリゼーション] の横にある矢印をクリックしてウィンドウを展開します。

[Visualization] ウィンドウを開いたら、アイコンにカーソルを合わせ、利用できるオプションを確認します。

10. 可視化タイプを [Table] に変更します。

11. [Visualization] の設定の歯車アイコンをクリックします。

12. [Edit] > [Plot] をクリックします。

13. [Table Theme] を [Gray] に設定します。

14. [Show Row Numbers] をオフに切り替えます。

15. [Visualization] の歯車アイコンをクリックして設定を閉じます。

16. [Run] の横にある設定の歯車アイコンをクリックし、[Save] > [As a Look] を選択します。

17. Look のタイトルに「Total Distance and Long Flight Count by Carrier」と入力します。

18. [Save] をクリックします。

[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。 2 番目の Look を作成する。

タスク 3. Look をダッシュボードに追加する

このセクションでは、新たに作成した Look をダッシュボードに追加して横並びで可視化します。

1. Looker のナビゲーション メニューで、[Folders] をクリックします。

2. [My folder] を選択します。

先ほど作成した Look が表示されます。

3. 「Cancelled Flight Count by Week in 2004」Look をクリックします。

4. [Run] の横にある設定の歯車アイコンをクリックし、[Save] > [To an existing Dashboard] を選択します。

5. [New Dashboard] をクリックします。

6. 新しいダッシュボードのタイトルに「Flights Data」と入力します。

7. [Add Look to Dashboard] をクリックします。

作成した 2 つ目の Look に対して同じプロセスを繰り返します。

8. [Folders] > [My folder] に戻ります。

9. 「Total Distance and Long Flight Count by Carrier」Look をクリックします。

10. [Run] の横にある設定の歯車アイコンをクリックし、[Save] > [To an existing Dashboard] を選択します。

11. 先ほど作成した「Flights Data」ダッシュボードを選択します。

12. [Add Look to Dashboard] をクリックします。

これで、新しいダッシュボードに 2 つの Look が追加され、表示できるようになりました。

13. [Folders] > [My folder] に戻ります。

14. [Dashboards] で [Flights Data] を選択します。

これで、新しく作成したダッシュボード内で、先に作成した 2 つのインタラクティブな Look を操作できるようになりました。

[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。 Look をダッシュボードに追加する。

お疲れさまでした

このラボでは、フィルタを使用してディメンションと measure から目的のデータを選択する方法、並べ替えやフィルタリングが行われたデータを基にしてビジュアリゼーションを作成する方法、Look を保存してダッシュボードに追加する方法について学習しました。

次のステップと詳細情報

Explore の作成について詳しくは、Looker でのデータ探索に関するドキュメントをご覧ください。

Google Cloud トレーニングと認定資格

Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。

マニュアルの最終更新日: 2024 年 1 月 31 日

ラボの最終テスト日: 2022 年 2 月 15 日

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