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    700 を超えるハンズオンラボ、スキルバッジ、コースへのアクセス

    DLP API を使用して機密データを秘匿化する

    ラボ 1時間 universal_currency_alt クレジット: 1 show_chart 入門
    info このラボでは、学習をサポートする AI ツールが組み込まれている場合があります。
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    概要

    このラボでは、Cloud Data Loss Prevention API(DLP API)を設定し、API を使用して文字列データに含まれる機密情報を検査します。DLP API は、機密データを適切に把握して管理するうえで役立ちます。

    DLP API では、機密データの要素(クレジット カード番号、氏名、社会保障番号、米国および一部の国の身分証明書番号、電話番号、Google Cloud 認証情報など)を、高速かつスケーラブルに分類して秘匿化できます。

    目標

    このラボでは、次の方法について学びます。

    • DLP API を有効にする
    • Node JS DLP API とサンプルをインストールする
    • 文字列データに含まれる機密データを検査する
    • 文字列データや画像に含まれる機密データを秘匿化する

    設定と要件

    各ラボでは、新しい Google Cloud プロジェクトとリソースセットを一定時間無料で利用できます。

    1. Qwiklabs にシークレット ウィンドウでログインします。

    2. ラボのアクセス時間(例: 1:15:00)に注意し、時間内に完了できるようにしてください。
      一時停止機能はありません。必要な場合はやり直せますが、最初からになります。

    3. 準備ができたら、[ラボを開始] をクリックします。

    4. ラボの認証情報(ユーザー名パスワード)をメモしておきます。この情報は、Google Cloud Console にログインする際に使用します。

    5. [Google Console を開く] をクリックします。

    6. [別のアカウントを使用] をクリックし、このラボの認証情報をコピーしてプロンプトに貼り付けます。
      他の認証情報を使用すると、エラーが発生したり、料金の請求が発生したりします。

    7. 利用規約に同意し、再設定用のリソースページをスキップします。

    タスク 1. DLP API を有効にする

    このタスクでは、[API とサービス] で DLP API を有効にします。

    1. ナビゲーション メニュー > [API とサービス] の順に移動します。
    2. [API とサービスの有効化] ボタンをクリックします。
    3. [API とサービスを検索] で「DLP」と入力し、[Cloud Data Loss Prevention(DLP)API] のタイトルをクリックします。

    Google Cloud Data Loss Prevention(DLP)API の選択

    1. [有効にする] ボタンをクリックし、DLP API を有効にします。 API がすでに有効になっている場合は、[管理] ボタンが表示され、[API が有効です] というメッセージが表示されます。その場合は何もする必要はありません。

    タスク 2. DLP API と Node JS のサンプルをインストールする

    このタスクでは、Node JS DLP API とサンプルをダウンロードして、必要な依存関係をインストールします。

    1. Google Cloud コンソールのタイトルバーで、「Cloud Shell をアクティブにする」アイコン(Cloud Shell をアクティブにするアイコン)をクリックして Cloud Shell を開きます。画面の指示に従って [続行] をクリックします。しばらくすると、ブラウザ ウィンドウの下部にターミナルが表示されます。

    2. 次のコマンドを実行して環境変数 GCLOUD_PROJECT を作成し、これをプロジェクト ID に設定します。

    export GCLOUD_PROJECT=$DEVSHELL_PROJECT_ID
    1. Cloud Shell で次のコマンドを実行して、Node JS DLP API とサンプルをダウンロードします。
    git clone https://github.com/GoogleCloudPlatform/nodejs-docs-samples
    1. ダウンロードが完了したら、nodejs-docs-samples/dlp ディレクトリに移動します。
    cd nodejs-docs-samples/dlp

    このフォルダには、複数の Node JS DLP サンプル プログラムがあります。これらのプログラムを実行する前に、依存関係をインストールする必要があります。

    1. 次のコマンドを実行して、必要な依存関係をインストールします。
    npm install @google-cloud/dlp npm install yargs npm install mime@2.5.2

    タスク 3. 機密データの検査と秘匿化

    このタスクでは、文字列に含まれる機密情報を検査してマスキングします。また、DLP API を使用して画像内の機密データを秘匿化します。

    文字列に含まれる機密情報を検査する

    1. Cloud Shell で次のコマンドを実行します(プロンプトが表示されたら、[承認] をクリックします)。
    node inspectString.js $GCLOUD_PROJECT "My email address is joe@example.com."

    次の出力が表示されます。

    出力:

    Findings: Info type: EMAIL_ADDRESS Likelihood: LIKELY

    この結果は、検出されたセンシティブ データ、情報のタイプ、そして API がどの程度確実にその情報タイプを特定したかを示しています。

    1. Cloud Shell で、次のコマンドを実行します。
    node inspectString.js $GCLOUD_PROJECT "My phone number is 555-555-5555."

    次の出力が表示されます。

    出力:

    Findings: Info type: PHONE_NUMBER Likelihood: VERY_LIKELY
    1. inspectString.js プログラムに、さまざまな値を入力して試してみてください。たとえば、「1234-5678-9876-5432」や「123-45-6789」などの値を渡してみます。

    文字列に含まれる機密情報をマスキングする

    • Cloud Shell で、次のコマンドを実行します。
    node deidentifyWithMask.js $GCLOUD_PROJECT "My phone number is 555-555-5555."

    次の出力が表示されます。

    出力:

    My phone number is ************.

    画像内の機密情報を秘匿化する

    ここでは、DLP API を使用して、画像内の機密情報を秘匿化します。

    1. 下の画像を右クリックして、[名前を付けて画像を保存]を選択してください。パソコンでローカルに dlp-input.png として保存します。

    サンプル テキストとメールアドレスの画像

    1. ターミナルの上部にあるバーで、右上にある [さらに表示] アイコン(縦に並んだ 3 つの点のアイコン)をクリックし、[アップロード] を選択します。

    [アップロード] メニューの選択

    [アップロード] をクリックできない(グレー表示されている)場合は、[再起動] をクリックします。Cloud Shell 環境を再起動すると、[アップロード] のリンクが有効になります。

    ラボの次のステップを開始する前に、次のコマンドを実行します。

    export GCLOUD_PROJECT=$DEVSHELL_PROJECT_ID
    1. [ファイル選択] をクリックし、ダウンロード済みの dlp-input.png 画像ファイルを選択して、Cloud Shell に [アップロード] します。

    2. Cloud Shell から [エディタを開く] をクリックすると、ファイル ブラウザを備えた Cloud Shell コードエディタが起動します。

    3. Cloud Shell コードエディタの左側に、dlp-input.png ファイルが表示されます。

    4. dlp-input.png ファイルをクリックして画像を表示し、ファイルがアップロードされたことを確認します。

    5. Cloud Shell で [ターミナルを開く] をクリックすると、ターミナル ウィンドウに戻ります。

    6. ターミナルで次のコマンドを実行し、画像に含まれるメールアドレスの値を秘匿化します。

    node redactImage.js $GCLOUD_PROJECT ~/dlp-input.png "" EMAIL_ADDRESS ~/dlp-redacted.png
    1. [エディタを開く] をクリックします。

    2. Cloud Shell コードエディタの左側で、dlp-redacted.png ファイルをクリックします。

    ドメイン名が秘匿化された画像が表示されます。

    メールアドレスが秘匿化されているサンプル画像

    redact API の呼び出し時に、秘匿化する infoType として EMAIL_ADDRESS を指定しました。画像を見ると、メールアドレスが非表示になっていることがわかります。

    お疲れさまでした

    このラボでは次の作業を行いました。

    • DLP API を有効にする
    • Node JS DLP API とサンプルをインストールする
    • 文字列データに含まれる機密データを検査する
    • 文字列データや画像に含まれる機密データを秘匿化する

    ラボを終了する

    ラボが完了したら、[ラボを終了] をクリックします。ラボで使用したリソースが Google Cloud Skills Boost から削除され、アカウントの情報も消去されます。

    ラボの評価を求めるダイアログが表示されたら、星の数を選択してコメントを入力し、[送信] をクリックします。

    星の数は、それぞれ次の評価を表します。

    • 星 1 つ = 非常に不満
    • 星 2 つ = 不満
    • 星 3 つ = どちらともいえない
    • 星 4 つ = 満足
    • 星 5 つ = 非常に満足

    フィードバックを送信しない場合は、ダイアログ ボックスを閉じてください。

    フィードバックやご提案の送信、修正が必要な箇所をご報告いただく際は、[サポート] タブをご利用ください。

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