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Cloud Storage: Qwik Start - CLI / SDK

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ラボ 30分 universal_currency_alt クレジット: 1 show_chart 入門
info このラボでは、学習をサポートする AI ツールが組み込まれている場合があります。
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GSP074

概要

Cloud Storage では、世界中のどこからでも、いつでもデータを保存、取得できます。データの量に制限はありません。ウェブサイト コンテンツの提供、アーカイブと障害復旧のためのデータの保存、直接ダウンロードによるユーザーへの大きなデータ オブジェクトの配布など、さまざまなシナリオで Cloud Storage を使用できます。

このハンズオンラボでは、ストレージ バケットの作成、作成したバケットへのオブジェクトのアップロード、フォルダとサブフォルダの作成、Google Cloud コマンドラインを使用したオブジェクトの一般公開などを行う方法について学習します。

ラボの作業内容は、コンソールのナビゲーション メニュー > [Cloud Storage] で確認できます。コマンドの実行後にブラウザを更新すると、新しく作成したアイテムが表示されます。

演習内容

このハンズオンラボでは、Google Cloud コマンドラインを使用して次の操作を行う方法について学習します。

  • ストレージ バケットを作成する
  • バケットにオブジェクトをアップロードする
  • バケット内にフォルダとサブフォルダを作成する
  • ストレージ バケットのオブジェクトを一般公開する

設定と要件

[ラボを開始] ボタンをクリックする前に

こちらの説明をお読みください。ラボには時間制限があり、一時停止することはできません。タイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しており、[ラボを開始] をクリックするとスタートします。

このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく実際のクラウド環境を使って、ラボのアクティビティを行います。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。

このラボを完了するためには、下記が必要です。

  • 標準的なインターネット ブラウザ(Chrome を推奨)
注: このラボの実行には、シークレット モード(推奨)またはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウント間の競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生しないようにすることができます。
  • ラボを完了するための時間(開始後は一時停止できません)
注: このラボでは、受講者アカウントのみを使用してください。別の Google Cloud アカウントを使用すると、そのアカウントに料金が発生する可能性があります。

ラボを開始して Google Cloud コンソールにログインする方法

  1. [ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるダイアログでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] ペインには、以下が表示されます。

    • [Google Cloud コンソールを開く] ボタン
    • 残り時間
    • このラボで使用する必要がある一時的な認証情報
    • このラボを行うために必要なその他の情報(ある場合)
  2. [Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。

    ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。

    ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。

    注: [アカウントの選択] ダイアログが表示されたら、[別のアカウントを使用] をクリックします。
  3. 必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。

    {{{user_0.username | "Username"}}}

    [ラボの詳細] ペインでもユーザー名を確認できます。

  4. [次へ] をクリックします。

  5. 以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。

    {{{user_0.password | "Password"}}}

    [ラボの詳細] ペインでもパスワードを確認できます。

  6. [次へ] をクリックします。

    重要: ラボで提供された認証情報を使用する必要があります。Google Cloud アカウントの認証情報は使用しないでください。 注: このラボでご自身の Google Cloud アカウントを使用すると、追加料金が発生する場合があります。
  7. その後次のように進みます。

    • 利用規約に同意してください。
    • 一時的なアカウントなので、復元オプションや 2 要素認証プロセスは設定しないでください。
    • 無料トライアルには登録しないでください。

その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。

注: Google Cloud のプロダクトやサービスにアクセスするには、ナビゲーション メニューをクリックするか、[検索] フィールドにサービス名またはプロダクト名を入力します。

Cloud Shell をアクティブにする

Cloud Shell は、開発ツールと一緒に読み込まれる仮想マシンです。5 GB の永続ホーム ディレクトリが用意されており、Google Cloud で稼働します。Cloud Shell を使用すると、コマンドラインで Google Cloud リソースにアクセスできます。

  1. Google Cloud コンソールの上部にある「Cloud Shell をアクティブにする」アイコン をクリックします。

  2. ウィンドウで次の操作を行います。

    • Cloud Shell 情報ウィンドウで操作を進めます。
    • Cloud Shell が認証情報を使用して Google Cloud API を呼び出すことを承認します。

接続した時点で認証が完了しており、プロジェクトに各自の Project_ID が設定されます。出力には、このセッションの PROJECT_ID を宣言する次の行が含まれています。

Your Cloud Platform project in this session is set to {{{project_0.project_id | "PROJECT_ID"}}}

gcloud は Google Cloud のコマンドライン ツールです。このツールは、Cloud Shell にプリインストールされており、タブ補完がサポートされています。

  1. (省略可)次のコマンドを使用すると、有効なアカウント名を一覧表示できます。
gcloud auth list
  1. [承認] をクリックします。

出力:

ACTIVE: * ACCOUNT: {{{user_0.username | "ACCOUNT"}}} To set the active account, run: $ gcloud config set account `ACCOUNT`
  1. (省略可)次のコマンドを使用すると、プロジェクト ID を一覧表示できます。
gcloud config list project

出力:

[core] project = {{{project_0.project_id | "PROJECT_ID"}}} 注: Google Cloud における gcloud ドキュメントの全文については、gcloud CLI の概要ガイドをご覧ください。

リージョンを設定する

このラボのプロジェクト リージョンを設定します。

gcloud config set compute/region {{{project_0.default_region | "REGION"}}}

タスク 1. バケットを作成する

このラボでは、gcloud storage コマンドと gsutil コマンドを使用します。

バケットを作成する際は、バケット全体に共通の命名規則に従う必要があります。

バケットの命名規則

  • バケットの名前空間はグローバルであり、一般公開されるため、バケット名に機密情報を含めないでください。
  • バケット名に使用できる文字は、英小文字、数字、ダッシュ(-)、アンダースコア(_)、ドット(.)のみです。ドットを使用している名前には所有権の確認が必要です。
  • バケット名の先頭と末尾は、数字または文字にする必要があります。
  • バケット名の長さは 3~63 文字にする必要があります。ドットを使用している名前には最大 222 文字を使用できますが、ドットで区切られている各要素は 63 文字以下である必要があります。
  • バケット名はドット記法の IP アドレス形式(たとえば、192.168.5.4)で表すことはできません。
  • バケット名の先頭に接頭辞「goog」は使用できません。
  • バケット名に「google」または「google」と類似する表記を含めることはできません。
  • また、DNS の基準に準拠し、将来的な互換性を確保するため、アンダースコア(_)を使用したり、ドットを連続して使用したり、ドットとダッシュを隣同士で使用したりしないでください。たとえば、「..」、「-.」、「.-」は DNS 名では無効です。

バケットの作成(buckets create)コマンドを使用してバケットを作成します。このとき、<YOUR_BUCKET_NAME> をバケットの命名規則に従った一意の名前に置き換えます。

gcloud storage buckets create gs://<YOUR-BUCKET-NAME>

このコマンドはデフォルトの設定でバケットを作成します。これらのデフォルト設定を確認するには、Cloud コンソールのナビゲーション メニュー > [Cloud Storage] に移動し、バケット名をクリックして、[設定] タブをクリックします。

これで Cloud Storage バケットの作成は完了です。

注: 指定したバケット名がすでに使用されている場合は、次の結果が返されます。

Creating gs://YOUR-BUCKET-NAME/...
ServiceException: 409 Bucket YOUR-BUCKET-NAME already exists.

別のバケット名でもう一度お試しください。

完了したタスクをテストする

[進行状況を確認] をクリックして、実行したタスクを確認します。Cloud Storage バケットが正常に作成されている場合は、評価スコアが表示されます。

Cloud Storage バケットを作成する

理解度チェック

今回のラボで学習した内容の理解を深めていただくために、以下の選択問題を用意しました。正解を目指して頑張ってください。

タスク 2. バケットにオブジェクトをアップロードする

Cloud Shell を使用して、オブジェクトをバケットにアップロードします。

  1. この画像(ada.jpg)をバケットにダウンロードするには、次のコマンドを Cloud Shell に入力します。
curl https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/a4/Ada_Lovelace_portrait.jpg/800px-Ada_Lovelace_portrait.jpg --output ada.jpg
  1. gcloud storage cp コマンドを使用して、保存先の場所から、作成済みのバケットに画像をアップロードします。
gcloud storage cp ada.jpg gs://YOUR-BUCKET-NAME 注: バケット名を入力する際は、Tab キーで予測入力を使用できます。

画像のバケットへのアップロード状況は、コマンドラインで確認できます。

オブジェクトがバケットに保存されました。

  1. ここで、ダウンロードした画像を削除しておきます。
rm ada.jpg

タスク 3. バケットからオブジェクトをダウンロードする

  • gcloud storage cp コマンドを使用して、バケットに保存した画像を Cloud Shell にダウンロードします。
gcloud storage cp -r gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg .

成功した場合、次の内容が返されます。

Copying gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg... / [1 files][360.1 KiB/2360.1 KiB] Operation completed over 1 objects/360.1 KiB.

バケットから画像をダウンロードできました。

タスク 4. バケット内のフォルダにオブジェクトをコピーする

  • gcloud storage cp コマンドを使用して image-folder という名前のフォルダを作成し、そこに画像(ada.jpg)をコピーします。
gcloud storage cp gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg gs://YOUR-BUCKET-NAME/image-folder/ 注: Cloud Storage のフォルダでは、制限はありますが、ローカル ファイル システムと同じオペレーションが数多くサポートされています。

成功した場合、次の内容が返されます。

Copying gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg [Content-Type=image/png]... - [1 files] [ 360.1 KiB/ 360.1 KiB] Operation completed over 1 objects/360.1 KiB

これで、バケット内の新しいフォルダに画像ファイルがコピーされました。

完了したタスクをテストする

[進行状況を確認] をクリックして、実行したタスクを確認します。Cloud Storage バケット内のフォルダにオブジェクトが正常にアップロードされている場合は、評価スコアが表示されます。

バケット内のフォルダにオブジェクトをコピーする(ada.jpg)。

タスク 5. バケットまたはフォルダの内容を一覧表示する

  • gcloud storage ls コマンドを使用して、バケットの内容を一覧表示します。
gcloud storage ls gs://YOUR-BUCKET-NAME

成功した場合、次のようなメッセージが返されます。

gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg gs://YOUR-BUCKET-NAME/image-folder/

ここではバケット内にあるものすべてが表示されます。

タスク 6. オブジェクトの詳細を表示する

  • gcloud storage ls コマンドを -l フラグと一緒に使うと、バケットにアップロードした画像ファイルの詳細を表示することができます。
gcloud storage ls -l gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg

成功した場合、次のようなメッセージが返されます。

306768 2017-12-26T16:07:570Z gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg TOTAL: 1 objects, 30678 bytes (360.1 KiB)

画像のサイズと作成日時を確認できます。

タスク 7. オブジェクトを一般公開する

  • gsutil acl ch コマンドを使用して、バケットに保存されているオブジェクトの読み取り権限をすべてのユーザーに付与します。
gsutil acl ch -u AllUsers:R gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg

成功した場合、次の内容が返されます。

Updated ACL on gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg

これで画像が一般公開され、誰でも閲覧できるようになりました。

完了したタスクをテストする

[進行状況を確認] をクリックして、実行したタスクを確認します。ストレージ バケットのオブジェクトが正常に共有されている場合は、評価スコアが表示されます。

オブジェクトを一般公開する

画像が一般公開されていることを確認しておきましょう。

  • ナビゲーション メニュー > [Cloud Storage] に移動してバケットの名前をクリックします。

対象の画像の [公開リンク] ボックスがオンになっていることを確認します。[URL をコピー] をクリックし、新しいブラウザタブで URL を開きます。

注: この画像は、最初のコンピュータ プログラマーであると評されるエイダ ラブレスです。ラブレスは、解析エンジンを提唱した、数学者でありコンピュータの先駆者でもあるチャールズ バベッジと共同で研究に従事しました。

また、その解析エンジンへの関心をもとに、イタリア人数学者のルイジ メナブレアによる論文を翻訳し、独自の詳細な注釈を加えました。この注釈が世界初のコンピュータ プログラム、つまりコンピュータで実行されることを意図したアルゴリズムであると考えられています。ラブレスは、コンピュータの可能性は数値演算にとどまるものではないというビジョンを持ち、人間を補佐してくれるツールとしてのテクノロジーと個人や社会との関わりについて研究しました。

引用: エイダ ラブレス(2015 年 10 月 22 日)。Wikimedia Commons(無料のメディア リポジトリ)。2022 年 5 月 31 日 08:01 に https://commons.wikimedia.org/w/index.php?title=Ada_Lovelace&oldid=176490980, から取得

理解度チェック

今回のラボで学習した内容の理解を深めていただくために、以下の選択問題を用意しました。正解を目指して頑張ってください。

タスク 8. 公開アクセス権を削除する

  1. 上で付与した閲覧権限を削除するには、次のコマンドを使用します。
gsutil acl ch -d AllUsers gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg

成功した場合、次の内容が返されます。

Updated ACL on gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg

このオブジェクトの公開アクセス権を削除しました。

  1. コンソールの [更新] ボタンをクリックして、公開アクセスが削除されたことを確認します(チェックマークが表示されなくなっています)。

理解度チェック

今回のラボで学習した内容の理解を深めていただくために、以下の選択問題を用意しました。正解を目指して頑張ってください。

オブジェクトを削除する

  1. gcloud storage rm コマンドを使用して、オブジェクト(バケット内の画像ファイル)を削除します。
gcloud storage rm gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg

成功した場合、次の内容が返されます。

Removing gs://YOUR-BUCKET-NAME/ada.jpg...
  1. コンソールの画面を更新します。Cloud Storage に保存されていた画像ファイルのコピーがなくなっています(ただし、image-folder/ フォルダ内に作成したコピーはなくなりません)。

お疲れさまでした

このハンズオンラボでは、ストレージ バケットを作成し、フォルダとサブフォルダを作成することでバケットを整理し、オブジェクトをアップロードしました。また、Cloud Shell を使用してバケット内のオブジェクトを一般公開しました。

次のステップと詳細情報

このラボは、Google Cloud の多くの機能を体験できるラボシリーズ「Qwik Start」の一部でもあります。ラボカタログで「Qwik Start」を検索し、興味のあるラボを探してみてください。

Google Cloud トレーニングと認定資格

Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。

マニュアルの最終更新日: 2024 年 10 月 29 日

ラボの最終テスト日: 2024 年 10 月 25 日

Copyright 2025 Google LLC. All rights reserved. Google および Google のロゴは Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。

始める前に

  1. ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
  2. ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
  3. 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します

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このラボの実行には、シークレット モードまたはシークレット ブラウジング ウィンドウを使用してください。これにより、個人アカウントと受講者アカウントの競合を防ぎ、個人アカウントに追加料金が発生することを防ぎます。