GSP466
概要
Google カレンダーは、チームで利用できる統合型オンライン カレンダーです。会議や予定を簡単にスケジューリングしたり、ToDo リストでタスクを管理したりできるため、次の予定を常に把握しておくことができます。スケジュールの共有や、チームメンバーと使う複数のカレンダーの作成も簡単です。
演習内容
このラボでは、カレンダーに関する以下の手順について学びます。
予定を作成する
タスクを作成する
カレンダーを共有、表示する
カレンダーをカスタマイズする
注: 他のカレンダー プログラムから移行する場合は、Outlook カレンダーと Google カレンダーの相違点 や HCL Notes から Google カレンダーに移行する もご覧ください。
要件
インターネット ブラウザ:Chrome ブラウザ を推奨。
このラボの平均完了時間は 10 分ですが、機能について詳しく確認できるように 60 分間 確保されています。
このラボは、一度開始すると途中で一時停止 して後で再開する ことはできません。
注: Pixelbook を使用している場合は、このラボをシークレット ウィンドウで実施してください。
手順は次のとおりです。
Chrome ブラウザで、ユーザーの画像の横にあるその他アイコン( )をクリックして、[新しいシークレット ウィンドウ ] を選択します。
タスク 1. カレンダーを開く
このラボの左側にある [Google カレンダーを開く ] をクリックします。
[ログイン ] ダイアログの [メールアドレスまたは電話番号 ] にユーザーのメールアドレス があらかじめ入力されています。
[次へ ] をクリックします。
このラボの左側のペインからパスワード をコピーして [パスワードを入力 ] に貼り付け、[次へ ] をクリックします。
カレンダーが開きます。
ポップアップで情報が表示された場合はクリックして閉じます。
タスク 2. 予定を作成する
予定を作成する
予定を作成するには、カレンダーで次のいずれかの操作を行います。
カレンダー グリッドで予定のない時間枠をクリックし、[予定 ] をクリックします。
左上の [作成 ] をクリックし、プルダウンから [予定 ] を選択します。
予定のタイトル、日付、時刻を追加し、[保存 ] をクリックします。
ゲストを招待する
カレンダーで、作成した予定をクリックします。予定が開いたら、編集 アイコン( )をクリックします。
右側の [ゲスト ] セクションで、[ゲストを追加 ] に招待するユーザーのメールアドレスを入力します。このラボでは自分を招待します。ここに自分の個人メールアドレスを追加して [保存 ] をクリックし、[編集に戻る ] をクリックします。
注:
このラボ以外でカレンダーを使用する際、連絡先リストや組織ディレクトリがある場合は、入力を開始すると一致する名前やアドレスが表示されます。
ヒント : Google グループのメーリング リストのアドレスを追加すると、多数のゲストを一度に招待できます。人数の多いグループの招待について詳しくは、カレンダーで大規模な予定を管理する をご覧ください。
(省略可)ゲストの参加を任意にするには、ゲストのアイコンにカーソルを合わせて、任意参加者にする アイコンをクリックします。
会議室とリソースを予約する
会議室と会議のための追加リソースを予約する方法については、会議室、場所、会議を追加する をご覧ください。
予定の詳細、ビデオ会議、添付ファイルを追加する
画面上部で、予定の開始日時 の [タイムゾーン] を選択します。
[繰り返さない ] をクリックし、プルダウン メニューから [毎日 ] をクリックします。
[時間を探す ] タブで招待者の都合の良い時間を探します。このラボでは招待者は Google Cloud Skills Boost ドメインの外部にいるため、受講者のカレンダーのみが表示され、招待者の予定は表示されません。
[予定の詳細 ] タブで以下を行います。
会議の場所を追加します。
デフォルトでは通知 の設定が予定の 10 分前になっています。通知 を予定の 15 分 前に設定します。
(省略可)[通知を追加 ] をクリックして、予定の前に 2 つ目の通知を追加します。
予定の説明を追加します。(省略可)招待者向けにローカルのパソコン上にあるファイルを添付します。
予定を保存、更新する
予定の詳細を入力したら、保存して招待状を送信します。
予定を保存する
上部の [保存 ] をクリックし、[送信 ] をクリックしてメールでゲストに通知します。
[ゲスト全員を招待 ] をクリックして、組織外の招待者に通知します。
これで予定が作成されました。
[進行状況を確認 ] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
予定を作成する
既存の予定を更新する
状況は常に変化します。予定を更新して対応しましょう。
カレンダー グリッドで予定をクリックして、編集 アイコン( )をクリックします。
少なくとも 1 か所に変更を加えてから(他のゲストを追加する、会議の場所を変更する、添付ファイルを追加するなど)、[保存 ] をクリックします。[定期的な予定の編集] ダイアログが開くので、[OK ] をクリックし、[送信 ] をクリックします。
注: 変更を加えることができるのは、自分で作成した予定か、予定の主催者から編集権限を付与されている予定のみです。
予定に返答する
予定に招待されると、その予定がカレンダーに表示されます。Gmail をご利用の場合は、招待メールの出欠確認の項目をクリックすることで招待に返答できます。
注:
ここはラボ環境であるため、招待状に返答することはできません。予定の招待状に返答する方法について詳しくは、招待に返答する をご覧ください。
ゲストの出欠を確認する
予定の出欠を把握するには、招待を承諾または辞退したゲストや、別の会議日時を提案しているゲストを確認します。
出欠を確認する
各ゲストの横に、返答状況が表示されています。
予定を削除、復元する
予定を削除する
カレンダーの予定をクリックして会議のダイアログを開きます。
ダイアログ上部の予定を削除 アイコン( )をクリックします。
定期的な予定を削除する場合は、[定期的な予定の削除 ] ダイアログが開いたら [この予定 ] をクリックし、[OK ] をクリックします。
[送信 ] をクリックします。
誤って削除した予定を復元する、または削除した予定を完全に消去する
削除した予定を見つけるには、設定メニュー アイコン( )> [ゴミ箱 ] をクリックします。
予定の横にあるチェックボックスをオンにして、復元 アイコン( )をクリックします。
注: 予定を完全に削除するには、予定の横にあるチェックボックスをオンにして、削除アイコンをクリックします。ゴミ箱内のすべての予定を削除するには、右上にある [ゴミ箱を空にする ] をクリックします。
注: 削除した予定は、約 30 日間カレンダーのゴミ箱に残ります。
タスク 3. タスクを作成する
ToDo リストの内容を忘れないようにするために、個人のタスクを追加できます。
タスクを表示する
カレンダーに移動します。
左下の [マイカレンダー ] で、[ToDo リスト ] チェックボックスがオンになっていることを確認します。
個人のタスクを作成する
カレンダー グリッドで時間枠をクリックし、[タスク ] をクリックします。
タイトルを追加して日時を選択し、[毎日] に設定します。
[保存 ] をクリックします。
注: Google Keep で作成したタスクもカレンダーに表示されます。
個人のタスクを変更する
先ほど作成したタスクをクリックし、タスクを編集 アイコン( )をクリックします。
詳細を更新して [保存 ] をクリックします。
[繰り返すタスクの保存] で、[このタスクのみ ] を選択して [OK ] をクリックします。
(省略可)時間帯が重複している 2 つのタスクのうち 1 つを編集します。
同じ時間枠に別のタスクを作成します。
編集するタスクを選択するには、まとめて表示されているタスクをクリックし、目的のタスクにカーソルを合わせてタスクを編集 アイコン( )をクリックします。
個人のタスクを完了済みにする、または削除する
カレンダーからタスクをなくすには、完了済みのマークを付けるか、削除するか、すべてのタスクを非表示にします。
タスクを完了済みにする、または削除する
タスクをクリックし、[完了とする ] またはタスクを削除 アイコン( )をクリックします。
すべてのタスクを非表示にする
左側の [マイカレンダー ] で、[ToDo リスト ] チェックボックスをオフにします。
タスク 4. カレンダーを共有、表示する
同僚や家族、友人とカレンダーを共有すれば、空いている時間を簡単に確認してもらえます。他のユーザーは自分のカレンダーを共有できるので、あなたも同じことができます。
カレンダーを共有する
カレンダーを一般公開で共有するか、組織内でのみ共有するかを選択する
カレンダー上部で、設定メニュー アイコン( )> [設定 ] をクリックします。
左側でカレンダーを選択して [予定のアクセス権限 ] をクリックし、[一般公開して誰でも利用できるようにする ] をオンにしてカレンダーを共有します。警告ボックスが表示されたら [OK ] をクリックします。
自分のカレンダーを他のユーザーがウェブブラウザで表示できるようにする
HTML リンクを取得して、自分のカレンダーを他のユーザーと共有します。
[共有可能なリンクを取得 ] > [リンクをコピー ] をクリックして、そのリンクを同僚と共有します。
(省略可)利用できるメール アカウント(自分の個人メールアドレス)宛にリンクを貼り付けてメールを送信します。メール内のリンクをクリックして予定を表示します。
カレンダーを共有してアクセス範囲を指定する
カレンダーを他のユーザーと共有する場合、閲覧できる予定の範囲や予定の変更権限を指定します。
引き続き設定メニュー アイコン( )> [設定 ] が開いています。
左側でカレンダーを選択し、[予定のアクセス権限 ] をクリックします。
[特定のユーザーまたはグループと共有する ] セクションまで下にスクロールし、[ユーザーやグループを追加 ] をクリックします。
[特定のユーザーとの共有 ] ダイアログでは次の操作を行います。
カレンダーの共有相手のメールアドレスを追加します。
アクセス権限を設定します。
[送信 ] をクリックし、共有相手にカレンダー リンクを通知します。
注: カレンダーの追加
このラボでは、同僚のカレンダーを自分のカレンダーに追加する操作は行いません。チームメンバーのカレンダーを追加する方法については、カレンダーを共有して表示する をご覧ください。
共有カレンダーを作成する
共有のカレンダーを作成して、プロジェクトのスケジュールや同僚の休暇など、グループのアクティビティを追跡します。
共有カレンダーを作成する
設定メニュー アイコン( )> [設定 ] をクリックし、左側で [カレンダーを追加 ] > [新しいカレンダーを作成 ] をクリックします。
カレンダーの名前を入力し、説明を追加してタイムゾーンを選択します。
[カレンダーを作成 ] をクリックします。
新しいカレンダーがカレンダー リストに表示されます。
新しいカレンダーをクリックして [予定のアクセス権限 ] をクリックし、このカレンダーを共有するユーザーを追加します。
このユーザーに対して、[予定の表示(すべての予定の詳細) ] または [予定の表示(時間枠のみ、詳細は非表示) ] を選択できます。
[進行状況を確認 ] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
共有カレンダーを作成する
予定やカレンダーをインポート / エクスポートする
カレンダーに予定の情報を読み込んだり、カレンダーからそれらの情報を書き出したりします。
カレンダーのメインページに戻ります。
左側のペインの [マイカレンダー ] セクションで、自分のカレンダー(受講者用)の上にカーソルを合わせ、その他 アイコン(縦に 3 つ並んだ点)> [設定と共有 ] をクリックします。
左上の [インポート / エクスポート ] を選択します。
カレンダーをエクスポートする
[エクスポート ] をクリックします。
パソコンに ZIP ファイルがダウンロードされます。パソコン上で ZIP ファイルを開くと、各カレンダーの ICS ファイルが表示されます。
ファイルをカレンダーに読み込み直す場合は、ZIP ファイルから個々の ICS ファイルを取り出して 1 つずつインポートします。
カレンダーまたは予定情報をインポートする
[インポート / エクスポート ] セクションで [インポート ] をクリックします。
上記を行うには、[パソコンからファイルを選択 ] をクリックし、直前のセクションでエクスポートしたファイル(おそらくダウンロード フォルダにあります)を選択し [開く ] をクリックします。
[インポート ] をクリックすると、読み込まれた予定がカレンダーに表示されます。
カレンダーのインポートについて詳しくは、Google カレンダーに予定を読み込む をご確認ください。
カレンダーを削除する
設定メニュー アイコン( )> [設定 ] をクリックし、作成した共有カレンダーを選択します。
右側のペインで、最下部までスクロールします。[カレンダーの削除 ] セクションで [削除 ] をクリックし、[完全に削除 ] をクリックします。
注: 読み取り専用のカレンダーの登録を解除するには、[カレンダーの削除 ] セクションで [登録解除 ] をクリックします。
カレンダーに不在日を追加する
不在にする予定がある場合は、不在予定を同僚が把握できるようにカレンダーを更新します。
カレンダー グリッドに戻り、不在になる最初の日をクリックします。
[不在 ] をクリックします。
「休暇
」という名前を付けます。
時間を選択します。複数の日付にわたる場合は、[終日 ] をオンにしてください。
(省略可)[会議への招待を自動的に辞退する ] をオンにし、[メッセージ ] セクションにメッセージを入力します。
[公開設定 ] セクションで、[公開 ] を選択します。
[保存 ] をクリックし、[保存して自動的に辞退 ] をクリックします。
不在期間中にスケジュール設定されている会議への招待は、自動的にすべて辞退されます(先に設定された定期的な予定には取り消し線が引かれます)。
[進行状況を確認 ] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
カレンダーに不在日を追加する
タスク 5. カレンダーをカスタマイズする
予定の通知を管理する
予定の通知をどのように受け取るかを指定します。
予定の通知を管理する
設定メニュー アイコン( )> [設定 ] をクリックします。
左側の [全般 ] セクションで、[通知設定 ] をクリックします。
右側の [通知設定 ] セクションで、[通知 ] プルダウンから [デスクトップ通知 ] を選択し、[通知音を鳴らす ] をオンにします。
左側で自分のカレンダー(受講者用)を選択して [その他の通知 ] をクリックし、予定に対してさまざまな操作を行った際のメール通知を管理します。
各オプションの横にある下矢印をクリックし、[メール ](通知)か [なし ](通知なし)を選択します。
予定に独自の通知を設定する
すでに作成した予定をクリックして、編集 アイコン( )をクリックします。
[通知 ] の横の設定を、会議の 10 分 前にします。
[通知を追加 ] をクリックして、2 つ目の通知を追加します。
下矢印をクリックし、プルダウンから [メール ] を選択します。時間を会議の 1 時間前に設定します。
[保存 ] をクリックします。定期的な予定の場合は、[これ以降のすべての予定 ] を選択して [OK ] をクリックします。
[進行状況を確認 ] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
予定の通知を管理する
カレンダーの表示を選択する
カレンダー ビューに一度に表示される日数を選択します。
カレンダーの表示を選択する
右上にあるビューの切り替えボックスで、下矢印をクリックします。
[月 ] を選択します。
必要に応じて [週末を表示する ] をオフにします。
カレンダーで変更を確認します。
(省略可)ビューの切り替えボックスで他のオプションも変更してみます。
カレンダー ビューの設定を管理する
設定メニュー アイコン( )> [設定 ] をクリックします。
左側の [全般 ] で、[ビューの設定 ] をクリックします。
以下のチェックボックスをオンにし、他はすべてオフにします。
[週の始まり ] をクリックし、「月曜日 」を選択します。
[カスタムビューの設定 ] フィールドで下矢印をクリックし、カレンダー ビューに表示する日数として「5 日 」を選択します。
カレンダーで変更を確認します。
カレンダーの外観を変更する
カレンダーの見た目を変更すると、同じ画面に複数のカレンダーが重ねて表示されたときに、それぞれを区別しやすくなります。
カレンダーの密度と色を変更する
設定メニュー アイコン( )> [密度と色 ] を選択します。
[カラーセット ] > [モダン ] をクリックしたら、今度は [クラシック ] をクリックし、その違いを確認します。
[情報密度 ] > [最小 ] をクリックし、違いを確認します。
[完了 ] をクリックします。
カレンダーの色を変更するには:
左側の自分のカレンダー名にカーソルを合わせ、その他アイコンをクリックしてパレットから色を選択します。
予定の色を変更する
予定を右クリックして新しい色を選択します。
(省略可)設定を変えてみて、最も気に入る組み合わせを見つけましょう。
お疲れさまでした
Google カレンダーの各種機能を体験し、会議や予定のスケジュールと更新、複数のカレンダーの作成、カレンダーの共有、カレンダーの外観の管理を行いました。
クエストを完了する
このセルフペース ラボは、「Workspace Essentials 」クエストの一部です。クエストとは学習プログラムを構成する一連のラボのことで、完了すると成果が認められてバッジが贈られます。バッジは公開して、オンライン レジュメやソーシャル メディア アカウントにリンクできます。このラボの修了後、こちらのクエストに登録すれば、すぐにクレジットを受け取ることができます。受講可能な全クエストについては、Google Cloud Skills Boost カタログ をご覧ください。
次のラボを受講する
以下のラボに進んでクエストを続けてください。
次のステップと詳細情報
Google Cloud トレーニングと認定資格
Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラス では、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格 を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2023 年 9 月 5 日
ラボの最終テスト日: 2023 年 9 月 5 日
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