
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Join the menu, orders, and order item tables
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Calculate the total revenue for all menu items in 2024
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Create bar chart displaying top 10 items by total revenue
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Identify two menu items generating the same revenue
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Export the data canvas to a notebook
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Data Beans で 1 年前からデータ アナリストとして働いているとします。これまでにいくつものプロジェクトを一人で成功させてきた実績から、現在は会社の成長に伴い、新しいデータ アナリストの指導を任されています。チームでは、すでに Gemini in BigQuery を使用して、SQL コード、データ分析情報、テーブル エクスプローラを生成しています。それらは、特に新しいデータセットを扱うのに役立っています。一方、チームでは、データを可視化したり、テーブルを結合する複雑度の高い新しいクエリを作成したりするために、さらに便利なコラボレーション ツールを求めています。
ご存じのとおり、Google Cloud BigQuery には、データの探索や分析を簡単に行えるデータ キャンバスという視覚的なインターフェースがあります。ユーザーはポイントアンドクリック操作でデータを扱うことができ、複雑な SQL クエリは必要ありません。キャンバスを他のユーザーと共有して共同編集も可能です。チームのニーズに対応するソリューションの候補としてデータ キャンバスを考えており、これまでの知識から使ってみたいと思っていますが、何から始めればよいかわかりません。
このラボでは、データ キャンバスを使用して以下の作業をする方法を学びます。
最後に、このラボで学んだ内容を振り返る時間を用意しています。ラボ ジャーナルの質問に答えながら、自分のデータ、ユースケース、ワークフローにデータ キャンバスをどのように応用できるか検討してみましょう。
こちらの説明をお読みください。ラボには時間制限があり、一時停止することはできません。タイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しており、[ラボを開始] をクリックするとスタートします。
このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく実際のクラウド環境を使って、ラボのアクティビティを行います。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
このラボを完了するためには、下記が必要です。
[ラボを開始] ボタンをクリックします。ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるダイアログでお支払い方法を選択してください。 左側の [ラボの詳細] ペインには、以下が表示されます。
[Google Cloud コンソールを開く] をクリックします(Chrome ブラウザを使用している場合は、右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] を選択します)。
ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもユーザー名を確認できます。
[次へ] をクリックします。
以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。
[ラボの詳細] ペインでもパスワードを確認できます。
[次へ] をクリックします。
その後次のように進みます。
その後、このタブで Google Cloud コンソールが開きます。
このタスクでは、データ キャンバスを使用して、menu、orders、order_item のテーブルを見つけ、それらのテーブルから分析情報を作成するためにテーブルを結合します。
Google Cloud コンソールのナビゲーション メニューで、[BigQuery] をクリックします。
ようこそのダイアログで [完了] をクリックします。
をクリックして、プロジェクト用の新しいデータ キャンバスを作成します。
[リージョン] で [
[選択] をクリックします。[無題のキャンバス] タブが表示されます。自然言語のプロンプトでテーブルを探せるほか、最近使用したテーブルやクエリ、保存したクエリにもアクセスできることに注目してください。ここでは、自然言語のプロンプトを使用して coffee_on_wheels
データセットを検索し、menu と order_item のテーブルを探します。
「coffee on wheels」と入力します。
をクリックします。coffee_on_wheels
データセットのテーブルが表示されます。location、menu、orders、order_item の 4 つのテーブルが表示されるはずです。
coffee_on_wheels
データセットを開き、menu
、orders
、order_item
の各テーブルの横にあるその他アイコンから [検索先] > [現在のデータ キャンバス] を選択します。その後、いずれかのテーブルから [JOIN] をクリックし、残りの 2 つを選択します。これで、ステップ 3 以降の「これらのデータソースを結合」というプロンプトを使用したサブタスクを進めることができます。テーブルを見つけたので、次にそれらを結合します。
menu
、orders
、order_item
の各テーブルを選択します。[JOIN] ボタンが表示されます。
[JOIN] をクリックします。データ キャンバスで 3 つのテーブルが視覚的に結合され、新しいブランチノードが作成されます。ただし、結合はまだ完了していません。以下のようなクエリが自動的に作成され、これを実行したり保存したりしても構いません。
このクエリはテーブルからアイテムを選択してそのうちの 10 個をリストするだけなので、ここでは使用しません。用意されているプロンプトを使用します。内容は次のとおりです。
をクリックします。以下のような新しいクエリが生成されます。
[実行] をクリックします。
結果をレビューし、テーブルが結合されていることを確認します。各メニュー アイテムが item_name、item_price、order_datetime、item_total などのキーフィールドとともにリストされます。次のタスクでは、この新しいテーブルに含まれるそれらのフィールドを使用して、各アイテムの 2024 年の総収益を計算します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、Gemini のプロンプトを使用して、結合されたテーブルからすべてのメニュー アイテムの 2024 年の総収益を計算します。結果として SQL クエリが生成されます。
結合クエリの結果の下に、データ キャンバスで別のノードに分岐するためのオプションが表示されます。これには、[これらの結果に対してクエリを実行する]、[可視化]、[JOIN] があります。
[これらの結果に対してクエリを実行する] をクリックします。データ キャンバスで新しいノードが生成されます。プロンプトを入力することも、新しい SQL コードを手動で記述することもできます。
次のプロンプトを入力します。
をクリックします。以下のような新しいクエリが生成されます。
[実行] をクリックします。
結果を確認します。menu_id
、item_name
、item_size
、total_revenue
の各フィールドが含まれていることがわかります。
収益が 2 番目に高いアイテムはどれですか。報告される item_size は何ですか。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、総収益の計算結果を使用して、総収益が高い上位 10 個のアイテムの棒グラフを作成します。
[これらの結果に対してクエリを実行する] をクリックします。データ キャンバスで新しいノードが生成されます。
次のプロンプトを入力します。
をクリックします。以下のような新しいクエリが生成されます。
[実行] をクリックします。
結果を確認します。今回は総収益が高い上位 10 個のアイテムだけが表示されていることがわかります。
[可視化] をクリックします。
[棒グラフの作成] を選択します。データ キャンバスで新しいノードが生成されます。「棒グラフの作成」というプロンプトで自動的にグラフが作成され、すべてのメニュー アイテムがその総収益とともにグラフに表示されることに注目してください。
これは便利ですが、アイテムが総収益の高い順にはなっていないことがわかります。また、このグラフではアイテムサイズも考慮されていません。これは修正が可能です。
次のプロンプトを入力して既存のプロンプトと置き換えます。
をクリックします。今回は上位 10 個のアイテムが順番に表示され、アイテムサイズが総収益で考慮されて色分けされていることがわかります。
グラフを作成したので、さらに要約を取得します。グラフの要約を表示する手順は次のとおりです。
タスク 2 で生成したクエリ結果の元データと棒グラフを比較してください。
グラフの表示では、総収益が最も高いアイテムが Coffee-infused Avocado Toast ではなく Brewhaha Bonanza になっているのはなぜですか。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、前のタスクで行った総収益の計算で収益が同じになっている 2 つのメニュー アイテムを特定します。
総収益の計算のノードに戻ります。
カーソルを移動してノード下部の中央に合わせます。[別のノードに分岐します] のオプションが表示されます。
[これらの結果に対してクエリを実行する] をクリックします。データ キャンバスで新しいノードが生成されます。
次のプロンプトを入力します。
をクリックします。以下のような新しいクエリが生成されます。
[実行] をクリックします。
結果を確認します。表示される結果は 2 つで、それぞれのアイテムの名前、サイズ、総収益が表示されます。
表示される 2 つのアイテムはどれですか。
アイテムサイズは何ですか。
収益は一致していますか。
自分のデータやユースケースに当てはめて、クエリの可視化と設計にデータ キャンバスをどのように活用できるか考えてみましょう。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、2 つの異なる立場で作業を行います。データ キャンバスのオーナーとそのデータ キャンバスを共有する別のユーザーです。最初に、このラボ環境においてオーナーとそれ以外のユーザーに割り当てられているロールを確認します。次に、最後に作成したデータ キャンバスを保存して共有します。さらに、データ キャンバスをノートブックにエクスポートします。最後に、他のユーザーとしてデータ キャンバスにアクセスします。
Google Cloud コンソールのナビゲーション メニューで、[IAM と管理] をクリックします。プリンシパルのリストが割り当てられているロールとともに表示されます。
IAM に表示されるとおり、このユーザーには以下のロールがあります。
IAM に表示されるとおり、このユーザーには以下のロールがあります。
詳細については、データ キャンバスの権限の必要なロールをご覧ください。
BigQuery のデータ キャンバスに戻ります。
キャンバスの上部にある [保存] ボタンを見つけます。下矢印をクリックします。[保存] と [名前を付けて保存] の 2 つのオプションが表示されます。
[名前を付けて保存] をクリックします。[保存] ダイアログが表示されます。
名前を「Two items with same total revenue」と入力します。
リージョンは、ラボを開始したときに割り当てられたデフォルトのリージョンのままにします。
[保存] をクリックします。データ キャンバスが保存され、[エクスプローラ] パネルの [共有データ キャンバス] セクションにリストされます。
BigQuery データ キャンバスでは、クエリをノートブックとしてエクスポートできます。
データ キャンバスで [ノートブックとしてエクスポート] をクリックします。
[ノートブックを保存] ペインで、ノートブックの名前(data_canvas_export)と保存先のリージョン(
[保存] をクリックします。ノートブックが正常に作成されます。
作成されたノートブックを表示するには、[エクスプローラ] パネルの [ノートブック] セクションを展開します。
data_canvas_export ノートブックをクリックします。
次に、別のユーザーとしてデータ キャンバスにアクセスします。
ラボガイドで [Google Cloud コンソールを開く] を右クリックします。
[シークレット ウィンドウでリンクを開く] を選択します。
ユーザー名 2 のユーザー名とパスワードを使用します。このラボを開始したときと同じ方法で Google Cloud コンソールにアクセスします。
Google Cloud コンソールのナビゲーション メニューで、[BigQuery] をクリックします。
ようこそのダイアログで [完了] をクリックします。
[エクスプローラ] パネルで、coffee_on_wheels
データセットが表示されます。
[データ キャンバス] を展開します。
[共有データ キャンバス] を展開します。リストに Two items with same total revenue
データ キャンバスが表示されます。
Two items with same total revenue データ キャンバスをクリックします。データ キャンバスが表示されます。
他のユーザーは、このビジネス上の問題用に設計されたワークフローを理解するために、ここからデータ キャンバスを確認できます。必要に応じて、問題のトラブルシューティングやキャンバスの強化のために、付与されている権限に基づいてキャンバスを変更することもできます。
自分のデータやユースケースに当てはめて、チームでの共同編集にデータ キャンバスをどのように活用できるか考えてみましょう。
チームで作成したデータ キャンバスへのアクセスはどのように管理すればよいでしょうか。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
ここでは、データ キャンバスを使用して、coffee_on_wheels データセットのテーブルを見つけて結合しました。また、データセットのすべてのメニュー アイテムの総収益を計算し、それらをデータ キャンバスで棒グラフを使用して直接可視化しました。さらに、この計算で収益が同じになる 2 つのアイテムを特定しました。最後に、データ キャンバスで IAM ロールを使用してデータ キャンバスをプロジェクトに保存し、他のユーザーと共有しました。
このラボで学んだ内容を検討し、チームの他のユーザーとも共有して、データ キャンバスを使用してチーム内で共同編集する方法を見つけてください。
Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2024 年 10 月 9 日
ラボの最終テスト日: 2024 年 10 月 9 日
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