
始める前に
- ラボでは、Google Cloud プロジェクトとリソースを一定の時間利用します
- ラボには時間制限があり、一時停止機能はありません。ラボを終了した場合は、最初からやり直す必要があります。
- 画面左上の [ラボを開始] をクリックして開始します
Sort data
/ 20
Create a filter
/ 10
Create a filter view
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Format numbers and text
/ 20
Validate data using the function and correct rule
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Clean data
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このラボでは、架空のビジネス シナリオを読んでラボのさまざまなアクティビティを完了し、登場人物が Google スプレッドシートを活用できるよう支援します。
Thomas Omar 氏と Seroja Malone 氏は、世界各国の味やノスタルジックなパンや焼き菓子が大好きだったことから、小さな家族経営の会社として On the Rise Bakery を立ち上げました。ニューヨーク市から北米全土に事業を拡大し、今では世界中にベーカリーを展開しています。会社が成長するにつれ、複数の事業所の日々の業務を監督するスタッフを雇用しました。
Google スプレッドシートには、スプレッドシートのデータ検証を支援するツールがいくつか組み込まれています。
このラボでは、スプレッドシートを使用して、ベーカリー商品に付ける値札に印刷するテキストと数値の書式を設定します。また、重複データの削除やデータ入力規則の作成方法を学習して、On the Rise Bakery の顧客へのマーケティング メール送信を支援します。
次のタスクの実行方法について学びます。
Google スプレッドシートを初めてご利用になる場合は、コース Google Sheets、Google Sheets - Advanced Topics を受講することをおすすめします。
また、ラボ Google スプレッドシート: スタートガイドを実施すると、より効果的に学ぶことができます。
こちらの手順をお読みください。ラボの時間は記録されており、一時停止することはできません。[ラボを開始] をクリックするとタイマーが開始され、Google Workspace リソースを利用できる時間が表示されます。
この Google Workspace ハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく、実際のクラウド環境を使ってご自身でラボのアクティビティを行うことができます。そのため、ラボの受講中に Google Workspace にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
このラボを完了するためには、下記が必要です。
準備ができたら、[ラボを開始] をクリックします。
[ラボの詳細] ペインに、このラボで Gmail にログインするために必要な一時的な認証情報が表示されます。
ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるポップアップでお支払い方法を選択してください。
[Google スプレッドシートを開く] をクリックします。
ラボでリソースがスピンアップし、別のタブで [ログイン] ページが表示されます。
ヒント: タブをそれぞれ別のウィンドウで開き、並べて表示しておきましょう。
必要に応じて、下のユーザー名をコピーして、[ログイン] ダイアログに貼り付けます。
[次へ] をクリックします。
以下のパスワードをコピーして、[ようこそ] ダイアログに貼り付けます。
[次へ] をクリックします。
指示に従ってすべての利用規約に同意します。
Google スプレッドシートが開き、受講者用 Google アカウントにログインできました。
このタスクでは、Google スプレッドシートのファイルを開き、並べ替えを使用してデータを整理します。
ラボの手順が表示されている左パネルで、[Google スプレッドシートを開く] を右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] をクリックし、受講者アカウントにログインします。
On The Rise Bakery Customers and Items を右クリックして [シークレット ウィンドウで開く] をクリックし、スプレッドシートを開きます。
[ファイル] > [コピーを作成] をクリックします。
モーダル ウィンドウで [コピーを作成] をクリックして、スプレッドシートのコピーを [マイドライブ] に保存します。
大規模なデータセットで作業をする場合、データを並べ替えると必要なセルにすばやくアクセスできて便利です。Google スプレッドシートではデータをアルファベット順や数値順に並べ替えることができます。列を基準にしてシート全体を並べ替えることができ、セル範囲の並べ替えも可能です。
最初の行を固定するには、上部で [表示] > [固定] > [1 行] をクリックします。
最初の行を固定すると、レコードを並べ替えてもヘッダーは動きません。
[Number of Items] を基準に昇順で並べ替えるには、列 C の見出しを右クリックして [昇順でシートを並べ替え] をクリックします。
SORT 関数では 1 列または複数列の値を基準にしたスプレッドシート行の並べ替えが可能です。SORT の数式を使用する場合、次のパラメータを指定する必要があります。
スプレッドシートの左下にあるシートを追加アイコン(+)をクリックして、新しいシートを追加します。
新しいシートの名前を右クリックして [名前を変更] をクリックし、「Items Sorted By Unit Price」と入力します。
新しいシートのセル A1 に、「=SORT(Items!A1:Items!C15, Items!B1:Items!B15, FALSE)」を入力するか貼り付けます。
この数式では、範囲は [Items] シートの A1:C15 で、並べ替える列は列 B(単価が含まれている列)です。FALSE はデータを降順で並べ替えることを示します。
SORT 関数は複数の列を基準にしてデータを並べ替えることもできます。複数の列を基準にするには、数式の最後に、並べ替えの基準にする列の「並べ替える列」と「昇順」の値を追加していきます。詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
シナモンの在庫が切れたため、影響を受ける行を削除することなく、スプレッドシートからシナモンロールを除外しようと考えています。データをフィルタすると、スプレッドシート内のデータのサブセットを分析できます。このタスクでは、フィルタとフィルタ表示を作成して On The Rise Bakery のスプレッドシート更新を支援します。
[Items] シートに戻ります。
列 A を選択して上部で [データ] > [フィルタを作成] をクリックします。
セル A1 に表示されるフィルタ アイコン()をクリックして、フィルタ オプションを表示します。
メニューにある次の項目にカーソルを合わせるかクリックすると、オプションを確認できます。
シナモンロールを除外するには、[値でフィルタ] の下にある [Cinnamon bun] の隣のチェックマークを外して [OK] をクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
セル A1 を選択します。
上部で [データ] > [フィルタビューを作成] をクリックします。
シナモンロールを除外するには、セル A1 のフィルタ アイコンを選択して、前の手順と同様に操作します。
フィルタ表示を保存するには、[データ] > [ビューのオプション] > [ビューを保存] > [保存] をクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
Google スプレッドシートの関数を使用して、テキストの操作や計算の実行が可能です。On The Rise Bakery では商品の棚に取り付ける値札を作成する必要があり、そのために Google スプレッドシートのデータを使用します。このタスクでは、関数を使用してデータの書式を設定し、値札を印刷する準備を行います。
セル E1 に「Truncated Unit Prices」と入力します。
ドーナツホール 10 個の単価は小数点以下 5 桁まで表示されていますが、他の商品の表示では 4 桁までとなっています。切り捨ての関数を使用すると、小数点以下の桁数を制限できます。
セル E2 に「=TRUNC(B2, 4)」を入力するか貼り付けます。
セルの右下にある小さな青い四角をクリックしてカーソルを下にドラッグすると、数式が列の残りのセルに適用されます。
メニュー項目の合計金額を計算するには、セル D2 に「=B2*C2」を入力するか貼り付けます。
この数式は単価をアイテム数で乗算します。
合計金額を小数点以下 2 桁に四捨五入するには、セル D2 の数式を「=ROUND(B2*C2, 2)」に変更します。
列 D の残りのセルにこの数式を適用します。
通貨として数値の書式を設定するには、列 D の灰色の列ラベルをクリックしてから、上部で [表示形式] > [数字] > [通貨] をクリックします。
Google スプレッドシートの通貨の書式設定オプションを使用して、表示される値の小数点以下の桁数を調整し、通貨記号を追加することもできます。また、ツールバーにある小数点以下の桁数を減らすオプション()を使用して、セル内の基礎データを変更することなく、表示される小数点以下の桁数を減らすことができます。
On the Rise Bakery ではメニューを作成するために商品説明を適切に大文字にする必要があります。
新しい列を挿入するため、列 B のラベルを右クリックして [左に 1 列挿入] をクリックします。
セル B1 に「Formatted Name」と入力します。
商品名の各単語の最初の文字を大文字にするには、セル B2 に「=PROPER(A2)」を入力するか貼り付けます。
この関数を列 B の残りのセルに適用します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
On The Rise Bakery の顧客メーリング リストには有効なメールアドレスのみが含まれるようにする必要があります。このタスクでは、入力されているすべてのメールアドレスが適切な形式であることを確認するために、データの入力規則を作成します。
[Customers] というラベルのシートでセル D2 をクリックし、上部で [挿入] > [関数] > [情報] > [ISEMAIL] をクリックします。
数式のかっこ内に「C2」を入力して、数式 =ISEMAIL(C2) を作成します。
この数式を列の残りの行に適用します。
セル D2:D100 を選択して、上部で [データ] > [データの入力規則] > [+ ルールを追加] の順にクリックします。
サイドバーにデータの入力規則のオプションが表示されます。[範囲に適用] フィールドには「Customers!D2:D100」が事前入力されています。
[条件] のプルダウンから [次を含むテキスト] を選択します。
完成した入力規則は次のようになります。
Google スプレッドシートのデータ入力規則を利用して、ワークシートのセルに入力される値を制限できます。ワークシートでは、1 つ以上のデータ入力規則を定義できます。一般的には、ユーザーが入力する値を制限する必要があるワークシートの列ごとに、個別にデータ入力規則を定義します。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
このタスクでは、重複する行を削除することにより、On the Rise Bakery のデータのクリーンアップを支援します。
On The Rise Bakery では複数の顧客に関連付けられているメールアドレスも把握したいと考えています。
上部で [表示形式] > [条件付き書式] をクリックします。条件付き書式設定ルールのオプションを入力するサイドバーが開きます。
[範囲に適用] に「C1:C100」と入力します。
[書式ルール] の下の [セルの書式設定の条件] で、[カスタム数式] を選択します。
[値または数式] に「=COUNTIF(C:C,C1)>1」を入力するか貼り付けます。
条件付き書式を設定して、特定の条件を満たすセル、行、列のテキストや背景色を変更できます。この数式では、同じメールアドレスが列内に複数回入力されているかどうかが検出されます。
[塗りつぶし]()で赤色を選択します。
[完了] をクリックします。
On The Rise Bakery では、メール内で顧客に対してファースト ネームで呼びかけたいと考えています。
セル G1 に「Personalized Greeting」と入力します。
セル G2 に「=CONCATENATE("Hello ", A2, ",")」を入力するか貼り付けて、この数式を列の残りのセルに適用します。
CONCATENATE 関数を使用すると、テキスト文字列を結合できます。この場合、数式によって単語「Hello」に顧客の名前とカンマが結合されます。ただし、セル G2 は列の他のセルとは異なって見えます。
空白文字を削除するには、セル G2 の数式を「=CONCATENATE("Hello ", TRIM(A2),",")」に更新します。
TRIM 関数はテキスト内の先頭のスペース、末尾のスペース、繰り返しのスペースを削除します。TRIM と CONCATENATE を一緒に使用すると、[Personalized Greeting] は適切な形式で表示されるようになります。
列 C を選択して、上部で [データ] > [データ クリーンアップ] > [重複を削除] をクリックします。
[A:D まで拡大] をクリックします。
[重複を削除] ダイアログで [データにヘッダー行が含まれている] を選択し、[分析する列] で [すべて選択] を選択します。
[重複を削除] をクリックします。
削除された重複行の数が表示されます。[OK] または [X] をクリックしてダイアログを閉じます。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
値札に印刷するテキストと数値の書式を設定できました。また、重複データの削除方法を学び、データの入力規則を作成しました。
Google スプレッドシートについて詳しくは、以下をご覧ください。
Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。クラスでは、技術スキルとベスト プラクティスを迅速に身につけ、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2024 年 5 月 29 日
ラボの最終テスト日: 2024 年 5 月 29 日
Copyright 2025 Google LLC. All rights reserved. Google および Google のロゴは Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
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