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Looker でのデータ探索 - Qwik Start
GSP718
概要
Looker は Google Cloud で利用できる最新のデータ プラットフォームで、インタラクティブにデータを分析して可視化できます。Looker を使用すると、詳細なデータ分析、さまざまなデータソース間での分析情報の統合、実用的なデータドリブン ワークフローの構築、独自のデータ アプリケーションの作成を行うことができます。Looker と Google Cloud によって、意思決定時に実用的なビジネス インサイトが得られ、新しいバリュー ストリームを創出でき、データをプロダクトとワークフローに取り込んでビジネスを前進させることができます。
このラボでは、Looker で Explore を使用してデータを可視化する方法について学習します。Explore とは、Looker のデベロッパーによって作成されたデータビューのことです。このラボのために、米国連邦航空局(FAA)の空港に関するデータの Explore を作成しました。この Explore には、都市、開港日、施設のタイプなど、空港のさまざまな属性に関する情報が含まれています。
Explore の作成方法の詳細については、Looker のドキュメントをご覧ください。
学習内容
このラボでは、Looker で Explore を使用してデータを可視化する方法について学習します。
- Explore のインターフェースを使用して、LookML のデベロッパーによって公開されたデータにアクセスします。
- ディメンションとメジャーを活用してデータの照合や選択を行います。
- データを最適な形で表示できるビジュアリゼーションの種類を選択します。
- Explore のクエリをダッシュボードに保存します。
設定と要件
[ラボを開始] ボタンをクリックする前に
こちらの手順をお読みください。ラボの時間は記録されており、一時停止することはできません。[ラボを開始] をクリックするとスタートするタイマーは、Google Cloud のリソースを利用できる時間を示しています。
このハンズオンラボでは、シミュレーションやデモ環境ではなく、実際のクラウド環境を使ってご自身でラボのアクティビティを行うことができます。そのため、ラボの受講中に Google Cloud にログインおよびアクセスするための、新しい一時的な認証情報が提供されます。
このラボを完了するためには、下記が必要です。
- 標準的なインターネット ブラウザ(Chrome を推奨)
- ラボを完了するために十分な時間を確保してください。ラボをいったん開始すると一時停止することはできません。
ラボを開始して Looker にログインする方法
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準備が整ったら をクリックします。
新しいパネルが開き、このラボで使用する一時的な認証情報が表示されます。
ラボの料金をお支払いいただく必要がある場合は、表示されるポップアップでお支払い方法を選択してください。
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ラボの認証情報は左側のペインにあります(このラボの Looker インスタンスにログインする際に使用します)。
注: 他の認証情報を使用すると、エラーが表示されたり料金が発生したりします。 -
[Open Looker] をクリックします。
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提供されたユーザー名とパスワードを、[Email] フィールドと [Password] フィールドに入力します。
重要: このページの [接続の詳細] パネルに表示されている認証情報を使用する必要があります。Google Cloud Skills Boost の認証情報は使用しないでください。ご自身の Looker アカウントをお持ちの場合でも、このラボでは使用しないでください。 -
[ログイン] をクリックします。
正常にログインすると、このラボで使用する Looker インスタンスが表示されます。
タスク 1. 最初のメジャーを可視化する
Looker のメジャーとは、1 つ以上のディメンション(データの一意の属性)を集計したものです。メジャーを使用すると、重要業績評価指標(KPI)を算出したり、さまざまな属性を使用してデータを分析したりすることができます。
Airports Explore で、すべての空港施設の平均標高を特定し、その数値を単一値ビジュアリゼーションとして表示します。
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Looker のナビゲーション メニューで [Explore] をクリックします。
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[FAA] で [Airports] をクリックします。
利用可能なディメンションとメジャーのリストが Airports のデータパネルに表示されます。
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[Airports] > [measure] と移動し、[Average elevation] をクリックします。
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[実行] をクリックします。
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[ビジュアリゼーション] の横にある矢印をクリックしてウィンドウを展開します。
ビジュアリゼーションのウィンドウを展開したら、アイコンにカーソルを合わせて利用できるオプションを確認します。
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単一の値のアイコンをクリックします。
このオプションでは、カスタマイズが可能な単一の値のビジュアリゼーションを作成することができます。データのウィンドウを折りたたんでグラフを大きく表示することもできます。
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[ビジュアリゼーション] の設定の歯車アイコン()をクリックします。
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[編集] > [スタイル] をクリックします。
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[スタイル] で [値の色] をクリックし、お好みの色を選択します。
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[スタイル] で [タイトルを表示] をクリックして、[タイトルのオーバーライド] ボックスにタイトルを入力します。
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[ビジュアリゼーション] の歯車アイコンをクリックして設定を閉じます。
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[実行] の横にある設定の歯車アイコン()をクリックし、[保存] > [既存のダッシュボードに] を選択します。
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ビジュアライゼーションのタイトル「Average elevation」を入力します。
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[新しいダッシュボード] をクリックします。
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新しいダッシュボードのタイトルに、「Airports/Flights」と入力します。
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[OK] をクリックします。
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[ダッシュボードに保存] をクリックします。
[進行状況を確認] をクリックして、目標に沿って進んでいることを確認します。
タスク 2. ディメンションとメジャーを可視化する
ディメンションは、データの説明に役立つ一意の属性です。たとえば、Airports Explore の場合、空港の地理的位置、都市、標高レベルがそれぞれディメンションになります。Looker では、ディメンションとメジャーの両方を使用してデータ分析情報を得ることが可能です。
次に、平均標高が特に高い施設のタイプの上位 5 つを特定し、結果を棒グラフで表示します。同じグラフで、施設のタイプ別に空港施設の合計数を表示します。
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Looker のナビゲーション メニューで、[Explore] をクリックします。
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[FAA] で [Airports] をクリックします。
利用可能なディメンションとメジャーのリストが Airports のデータパネルに表示されます。
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[Airports] > [Dimensions] で [Facility type] をクリックします。
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[Airports] > [measure] と移動し、[Average Elevation] をクリックします。
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[Airports] > [Measures] と移動し、[Count] をクリックします。
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[Data] タブで [行数上限] を 5 に変更します。
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[Run] をクリックします。
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[ビジュアリゼーション] の横にある矢印をクリックしてウィンドウを展開します。
ビジュアリゼーションのウィンドウを展開したら、アイコンにカーソルを合わせて利用できるオプションを確認します。
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棒グラフのアイコンをクリックします。
このオプションでは、カスタマイズが可能な水平方向の棒グラフを作成します。データのウィンドウを折りたたんでグラフを大きく表示することもできます。
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[ビジュアリゼーション] の設定の歯車アイコン()をクリックします。
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[値] をクリックします。
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[値] で [値のラベル] を有効にします。
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[Y] をクリックします。
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[Y] で [Airports] をクリックして、[上軸] にドラッグします。
[下軸] には [Average elevation] が表示されます。
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[軸を構成する] > [Bottom 1] で、[軸名] に「Count」と入力します。
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[ビジュアリゼーション] の歯車アイコンをクリックして設定を閉じます。
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[実行] の横にある設定の歯車アイコン()をクリックし、[保存] > [既存のダッシュボードに] を選択します。
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ビジュアリゼーションのタイトル「Average elevation by facility type」を入力します。
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先ほど作成した [Airports/Flights] というダッシュボードを選択します。
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[ダッシュボードに保存] をクリックします。
下の [進行状況を確認] をクリックして、ラボの進行状況を確認します。
お疲れさまでした
Looker で Explore(Looker のデベロッパーによって作成されたデータビュー)を使用してデータを可視化する方法について学習しました。
次のステップと詳細情報
Explore の作成方法の詳細については、Looker のドキュメントをご覧ください。
Google Cloud トレーニングと認定資格
Google Cloud トレーニングと認定資格を通して、Google Cloud 技術を最大限に活用できるようになります。必要な技術スキルとベスト プラクティスについて取り扱うクラスでは、学習を継続的に進めることができます。トレーニングは基礎レベルから上級レベルまであり、オンデマンド、ライブ、バーチャル参加など、多忙なスケジュールにも対応できるオプションが用意されています。認定資格を取得することで、Google Cloud テクノロジーに関するスキルと知識を証明できます。
マニュアルの最終更新日: 2023 年 12 月 27 日
ラボの最終テスト日: 2023 年 12 月 27 日
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